クローバーとカタバミ
クローバーとカタバミは違う
クローバーとよく似た植物にカタバミ(酢漿草)があります。ホントよく似てます。少し大きなクローバーっていう感じです。今でも、「四葉のクローバー」としてカタバミをイラストやロゴ、アニメなどに使っていることもよくあります。
でも、クローバーはマメ科シャジクソウ属なのに対して、カタバミはカタバミ科カタバミ属と、全く別の植物で、親戚でも何でもありません。

クローバーとカタバミの見分け方
クローバーは丸い葉で白い線があり、カタバミは葉の先が割れてハート形をしています。花は全く違うので間違うことはないでよう。クローバー(シロツメグサ)は蝶形の花を密集して咲かせ、直径1.5~3cmの球状の花序をつくるのに対して、カタバミは5弁の花びらです。
クローバーとカタバミの違い(その他1)
カタバミは、その単純さとハートの形の美しさが、古人にとってとても魅力的だったようで、カタバミ紋(もん)」は古くから家紋とされ、100種類以上もあります。仏教では、これを慈悲と知恵と力との三大要素として示したことは、キリスト教が三位一体の象徴としてクローバーを選んだのと同じで、興味深いですね。
公家では、大炊御門・冷泉・入江家などが用いましたが、大衆の間にも大いに広まりました。
クローバーとカタバミの違い(その他2)
カタバミの葉は、シュウ酸を含んでいるため酸っぱく、血止めや皮膚病に効能があるとされています。カタバミの実はロケット型で触ると弾けるように周りに飛び散ります。
また、葉が赤いものはアカカタバミといい、変種とされています。
カタバミは、夜になると葉を折りたたむことから、別名「雀の袴(すずめのはかま)」ともよばれています。